ライターとして大切なのは顔!?パラレル親方で学んだこと
こんにちは、東京・渋谷に来ている
タカダハルナです。
青森在住の私がなぜ渋谷にいるのか
そしてなぜスーツを着ているのかというと
webメディア業界の第一線でご活躍されているすげえ方々と、お会いしてきたのでーす!!!
弟子を育てて教育し合う「パラレル親方」。
今回は、ライター・編集者を目指す若手がプロの方々の元へ弟子入りできるキッカケを得るかもしれない、という超絶ぶっ飛んだイベントなのです。
というか、まじで、ほんとに、親方メンバーが豪華すぎた!!!
このイベントを通して私が学んだこと・感じたことを皆さんにお伝えします!
(記事内では徳谷柿次郎さんをメインに書いています。ジモコロ大好き人間を許してください)
直接教えなきゃ、響かない
ライターに対する需要が増えてきている今日。
しかしながら「きちんと書ける人」が少ないため、有名なライターさんばかり忙しくなる。
そして若手は育たない、という負の連鎖にwebメディア業界は直面しているようです。
「色々な場所で講演をしてきました。しかし、たった2時間くらいで、人間は学び・変化するのだろうかと疑問を持ち始めたんです」
「若手へ直接教えていかなきゃ響かないな、と。それに、誰かが動かなければ負の連鎖を止めることは出来ないだろうし」
徳谷さんの想いがヒシヒシと伝わってきましたし、仕事に対する熱意がカッコよすぎやしませんか?
83名もの応募があり、選ばれた約40名だけが招待された今回のイベント。
徳谷さんの覚悟を目の前で聞けるという贅沢な時間を過ごした40名全員が「この人に付いていきたい、てか抱かれたい」と思ったはずです。
弟子は「顔」で選びました
「徳谷さんの弟子になりたい欲」が増してきましたね。
いま現在、徳谷さんの弟子として働いていらっしゃる方は一体どんな理由で選ばれたのでしょうか。
言葉のチョイスが上手いとか、ネタの切り口が独創的とか、きっとすごい理由があ…
「いまの弟子を選んだ理由は『顔』です」
んんん?どゆこと???
「友光だんごさんという男性なのですが、顔に味があっていいなって思ったんです。確実に悪い奴ではなかったので。
キャラクターをひとつ持っておくというのは、大事かもしれないですね」
徳谷さんに溺愛されている友光だんごさんが、こちら。
うわあ!!確実に良い人!!!
ライターは他の業種以上に「人を相手にする」仕事。取材相手がどのくらい心を開いてくれるかによって、記事の質が変わってきます。
だからこそ、第一印象で「この人信頼できそう」と思わせることができる人間はまじで強い。
友光さんのように優しそうな眉毛を持っていたり、徳谷さんのように私たち弟子候補が話しかけやすいラフな格好をしたり。
相手を気遣いながら、自分の個性を魅せていくということがライターとして大切なのだと教わりました。
人生をライターへ捧げられるかどうか
「結局は、何を犠牲にできんの?ってことですよ。ライターは甘くない仕事。どのくらいの覚悟を持っているのか、それが大切なんです」
先ほど、男気のある覚悟を示してくれた徳谷さん。
私がライターになるために、犠牲にしても構わない。むしろ犠牲にしなくてはならないもの。
考えてみると、答えは簡単でした。
「青森への執着」です。
地元が大好きで、地元のために何かしたい!
それが今の私であり人生の生きがいです。
しかし、
・20年間青森に住んでいる
・他の同年代の子たちよりも青森に詳しい
・青森にいるたくさんの凄い人たちに可愛がってもらっている
この3つに甘え、現状で満足してしまっている私がいると心のどこかで気づいていました。
そして、その甘えがライターとしての探究心をどんどん奪っていることにも。
まず第一歩として、大学を卒業したら絶対に県外へ出ます。
『ライターとしての自分のために・青森の魅力をもっと伝えるために、私の「核」となっていた部分を犠牲にしよう。
そして、いろんな地域・モノ・ヒトと出会うことで知識を深め、第三の視点から「青森」を見れるようになろう』
これは前々から考えていたことでしたが、青森好きだし家族と離れたくないし、「今すぐ」ではなくても良いんじゃないかと流していたんです。
でも、ライターとして成長したいのならば就活の迫っている今のタイミングだ!と決心することができました。
徳谷さんが背中を押してくれたんです。
もう迷いません。
やっぱこの人に付いていきたい
「ジモコロ」を愛読している私にとって、夢のような時間でした。
徳谷さんの言うように、この数時間で私がライターとして成長できたわけではありません。
大切なのは、これから。
学んだことをどのくらい活かしていけるかですよね。
よっしゃ、頑張るぞ〜!!!